和田です。
 
私はヒトの感情は基本みんな大事だと思ってます。
 
妬み、悲しみ、恨み、後悔、羞恥心、絶望感…。
それらマイナスの感情もそれぞれ愛おしく、
尊重すべき部分がある、と考えているからです。
 
が、その中で最も私が恐れている、
 
「取扱い注意」
 
な感情があります。
 
それは、「怒り」です。
 
『怒ること』で失敗した経験はありますか?
 
本のタイトルを忘れてしまったのですが
『怒る』という行為を的確に教えてくれた
1冊の素晴らしい本がありました。
 
この本を読んでから感情的に怒って
失敗することが滅多になくなりました。
 
今日はそのことについて、です。
 
怒り、その負のエネルギー
 
怒りという感情はもの凄くパワーがあります。
 
瞬発力を出したい時には役に立つ事もあります。
 
しかし大体においてネガティブな結果に
終わる事が多いです。
 
「あの時、言い過ぎたな…」
 
などと後悔した経験が誰もが一度はあると思います。
 
『怒り』の感情をコントロールできると
人生でかなり得をするようになります。
 
そこで今日はその本に書いてあった
感情のコントロール術をお話します。
 
その本には
 
「怒りとはスタンプカードのようなもの」
 
とありました。
 
子どものころ、夏休みにラジオ体操をして
スタンプを押してもらい、全部貯まったら
プレゼントをもらった事があると思います。
 
今でもTポイントなどを貯めている人は
直感的に理解しやすいと思います。
 
怒りはカードにスタンプを押すように
毎日コツコツと貯まっています。
 
”上司の小言”
”家族の愚痴”
”近所の騒音”
 
などで、細かいスタンプが毎日のように
押されています。
 
どんどん怒りのポイントが蓄積されていく感じです。
 
そしてある一定のラインを超えた時、
 
つまりスタンプカードが満タンになり、
臨界点を越えた時、
 
溜まりに溜まった全エネルギーが、
爆発してしまうという考え方です。
 
そして、またゼロに戻る。
 
例えば、貯まったTポイントで
コンビニで何かを購入したとします。
 
しかしそのポイントは
 
”ガソリンスタンド”
”ネットショッピング”
”レンタルビデオ店”
”カラオケボックス”
 
など、様々な場所でコツコツ貯めた物です。
 
様々な所で集めたポイントですが
使われる場所は決まって『使いやすい場所』です。
 
近所のコンビニとかネットショップとか
使いやすい所に集中します。
 
ポイントカードの仕組みはとても面白く
ポイントビジネスで誰が儲けているのかを
勉強してみるとかなり面白いです。
 
私は一々細かく考えるのが苦手なので
(整理できず頭がこんがらがってパニック状態に陥る)
ポイントカードの類は一切利用しないことに決めています。
 
カミナリが落ちる場所
 
まあそれはとにかく、
あなたに覚えて欲しい事は
 
『様々な場所で貯めたポイントは
使いやすい所に集中して使われる』
 
という部分です。
 
例えば、
 
”会社で上司にガミガミ言われる”
”近所のおばちゃんに嫌味を言われる”
”隣の家の犬が夜中に吠える”
 
など、あなたの怒りポイントは
様々な場所で貯まります。
 
しかし、その怒りを上司にぶつける訳にも行かず
あなたは黙ってコツコツと貯めていきます。
 
そしてある日、
 
そのポイントが一杯になった時
ドカ~ンと爆発します。
 
最後のポイントをピコッと押した人に
これまで貯めて来たすべての怒りが
爆発するのです。
 
大抵の場合、最も親しい家族が
ターゲットになります。
 
旦那や奥さんや子供や両親など…
 
本来なら一番の味方である家族に
ぶつけてしまうのです。
 
接触機会が多いから仕方ないのです。
 
いつ爆発してもおかしくない、
危険水域ギリギリラインの怒りゲージに
何度も接触してしまうので、最後の扉はどうしても
身近な人が開けるケースが多いです。
 
これまで蓄積された怒りをぶつけられた人は
 
「え?何でこんな些細な事でこんなに怒るの?」
 
と不思議に思います。
 
例えば、ちょっと足がぶつかっただけでも
 
『最後のポイントを押した、怒りをぶつけやすい人』
 
が餌食になるのです。
 
私は周囲の友人達や仕事仲間からは
滅多に怒らない、優しいと言われますが
家族や彼女からは「超短気」だとよく言われていました。
 
本当に良くないと思って治そうしましたが
 
『最後のポイントを押した、怒りをぶつけやすい人』
 
に怒りを集中させてしまっていたのです。
 
いわば『八つ当たり』です。
 
当たりやすい所に当たってしまうのです。
 
一緒に暮らしている家族になる場合が多いです。
 
怒りを安売りするな!
 
どうすれば良いかというと一番は
 
『怒りはスタンプカード』
 
だと認識する事です。
 
面白い物でこの考えが身に付くと
 
何か些細なこと、たとえば、
会社に遅刻しそうで急いでいるのに
電車が人身事故で遅延したなどして、
ムカッと来た時に、
 
「あ、今1つポイント押された」
 
などと気がつくようになり、そもそも
そんなにストレスが貯まらなくなります。
 
もう1つは、ポイントが貯まりやすい場所や
人が解るようになります。
 
「上司といるとポイント2倍キャンペーンだ」
 
などと解るようになるので、接する時間を減らしたり
工夫が出来るようになります。
 
そうすると怒る事が少なくなりますし
ポイントも貯まりづらくなります。
 
ポイントが溜まりづらくなると、
怒りが爆発すること機会が激減します。
 
怒りのスタンプカードを意識して
生活するようにすると分かるのですが、
 
本当に小さな、後から考えると、
 
「どうでもいいこと」
 
が重なって、溜まりに溜まって、
物凄い怒りを生み出してしまうことが多いのです。
 
実は、私達は日々、日常、普通に生きているだけでは、
そんなに本当に「怒るべき瞬間」と言うのは、少ないです。
 
ヘンな些細なことで怒りのパワーをタメないで欲しいのです。
 
怒りは、怒りで大事で、尊重すべきです。
 
あなたの恋人が暴漢に襲われた、
あなたの大切にしている価値観を否定された、
あなたの子どもが何かヒトを騙したりした、
 
そういう、本当に怒るべき、大事な時に
怒りのパワーを解放させてほしいのです。
 
細かなことで怒って怒りを安売りするのは、ダサいです。
 
 
細かいストレスで怒りのスタンプをタメないようにすると、
本当に日々平穏な気もちで生活できるようになります。
 
脳の中にポイントカードをイメージしてみて下さい。
 
そして1日を過ごしてみて下さい。
 
 
びっくりするほど、ゴキゲンな、
新しいあなたが、そこにいます。
 

 


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