和田光太です。

コピーライターは
クリエイティブな職業です。

画家、音楽家、彫刻家、作家、建築家、俳優、美容師、
測量士、カメラマン、デザイナー、イラストレーター…

そのような芸術的なセンスが必要とされます。

なおかつ職人のような

「自分の作品に一滴の濁りも許さない」

という、

”確固不抜のプロ意識”
必要とされる戦士の職業です。

つまり、

自分が作る文章、広告、コピーに対して
日々練磨修練し、

一ミリずつ進化していく必要があります。

一度完成したコピーやセールスレターも、
何度もチェックを行い、推敲を繰り返して
完成に近づけていきます。

で、ここでポイントがあります。

完成。

この言葉がミソなのです。

さて、一体全体

完成とは何でしょうか?

完璧に終わった、とは
どういう状態のことをいうのでしょうか?

私自身、長年完璧主義者と
自分を認識していました。

作曲を行っていた時代から、
とにかく全体ができてからの
完成までの時間が長かった。

色々と「あ~でもない」
「こ~でもない」と

作曲編曲で言えば

楽器を増やして音源を厚くしてみたり、
ドラムのフィルを派手にしたり、

ボーカルの後ろにサックスやブラスで洒落た
ジャジィなカウンターメロディを付け加えてみたり、

ハモリを3度とメジャー7thにしてみたり、
不協和音を逆利用して耳に残る4度にしてみたり…

サンプリングやエフェクトを縦横無尽に駆使して
幻想的で退廃的なムードを作ろうとしたり、

また逆に風の音や鳥の声、口笛などを録音して
コミカルで牧歌的な世界をイメージさせようとしたり…

『何を言ってるのか全然わかりませんよ!』

すみません、専門的な話にズレていってしまいました。

 

MORE!MORE!MOREと叫ぶ和田光太

 

とにかく色々と、

「もっと豪華に!」

「もっとダイナミックに!」

「もっとインパクトを与えられるように!」

と頑張っていたのです。

キーワードは、”もっと”だったのです。

そして、それはコピーライターになってからも同様です。

全体をとりあえず書き終えてからも、

色々と要素を付け加えたり、
ストーリーを増やしたり、
ボレットを増やしたり、
お客様の声を増やしたり…。

そんなこんなで、

「完成」

という言葉を聞くと、昔から僕は、

「もっと、もっと、もっと!」

という感情が溢れていたのです。

 

フランスの作家のある名言

 

『もっと他に加えられる要素があるんじゃないか?』

『もっとプラスしたら良くなるんじゃないか?』

そう、常に思って、
完成とは、それを思わなくなる、

それを思わなくなった時が、

「完成」

なのだと思っていました。

でも、実はそれは間違いだと気が付いたのは、
ここ最近になってからでした。

ある言葉を見つけたのです。

「星の王子さま」で有名な
フランスの作家、サン・テグジュペリ。

彼は言うのです。

『完成とは、もう付け加えるものがない時ではなく、
もう削るものが何もないときのことだ。』

有名な言葉です。

もしかしたらあなたも何処かで
聞いたことがあるかもしれません。

でも僕はこの言葉に衝撃を受けました。

ずっと、何か増やさないと、
付け加えないといけない、と思っていた。

それは実は大きな間違いで、
実は逆に削る必要がある、と。

直感的に理解したのです。

「ああ、本当にその通りだ。」

と。

 

僕達には何も必要ない

 

誤解していたことに気が付いたです。

実は、何も付け加える必要はない。

逆に削る必要がある。

彫刻家が岩を削って、
美しいオブジェを作るように、
ゴリゴリと、削岩する。

その必要があったことに気が付いたのです。

芸術は、付加することではない。

削ることが必要であると。

そして、

ここからが重要です。

この真実。

これは、作曲やコピーのような
芸術作品を仕上げる時だけに、
当てはまることではないのです。

例えば、人生。

人生の完成。

人生の完成とは何でしょうか?

 

あなたの人生の”完成”

 

 

それは、人生の目標に達し、
「幸せ」を感じることでしょう。

その人生の目標。ゴール。
ひとそれぞれゴールはあるでしょう。

例えば、

絶大な資産、権力とカリスマを有し、
多くの手下や子分や部下に命令を下し、
全てを思い通り、意のままに操ること。

例えば、

大勢の信頼できる友人や仲間と共に世界中を旅し、
一緒に色んな山、海、谷、を巡り冒険を繰り広げ
たくさんのかけがえのない思い出を作ること。

例えば、

自分の使命、ミッション、目標に向かって
絶えず前進し、進化を繰り返し、全ての欲望、夢、
スキルをマスターし、完全体な自分になること。

 

人生の目標。夢。ゴール。

そして、幸せの定義。

それぞれの価値観。

人生の、「完成。」

もしかしたら、その場所へは、

何かを”足すこと”ではなく、
何かを”削ること”で、
到着できるのかもしれません。

『オレの人生には~が足りない。』

ついつい、僕達はそう考えてしまいます。

だから、

『ソウルメイトをGETして、幸せになろう』

とか、

『コピーライティングのスキルをマスターして、
インターネットビジネスで収入源を確保しよう』

とか、

人間関係だったり、スキルだったり、何かの情報だったり、

自分の人生に何かを「付け加えよう」としてしまいます。

それが幸せに至る唯一無二の手段だと考えてしまいます。

 

ムダなモノにNOを言う勇気

 

でも、もしかしたら、、、、

もう、何も必要ないのかも。

もう、僕にも、あなたにも、
何も必要ないのかも。

むしろ、余分なものが一杯付け加わっていて、

”削る”必要があるのかも。

しれません。

ムダな服。
ムダな教材。
ムダな情報。
ムダな人間関係。
ムダなスキル。
ムダな本。
ムダなサプリ。
ムダなメルマガ。
ムダな自尊心。
ムダな恐怖。
ムダなToDoリストのタスク。
ムダな悩み。
ムダな葛藤。
ムダなLINE。
ムダな固定観念。

削る必要があるものは、

一度目を開けてみると、
次から次へと視界に飛び込んできます。

本当に完成、

人生の完成に必要なものは何なのか?

それを考えると、

実は僕達が日々どれだけ

「意味のない時間」を
過ごしていることに戦慄します。

もう、付け加える必要はありません。

今日から、約束してください。

何か

「足りないな」

と感じたときにはまず、

「あなたの人生の完成形にそれは必要か」

考えてみて下さい。

そう、誓って下さい。

こうエラそうに主張している僕自身も、
正直、まだうまく理解出来切れていない部分もあります。

むずかしいのは百も承知です。

ですので、オススメは

「書く」

ことです。

『完成とは削りきることである。』

それか、

『芸術は削岩だ!』

のどちらか好きな方を紙にデカデカと書いて、
目に見えるところに貼っておいて下さい。

それでは、今日は長くなりましたので、
この辺でお暇します。

ばいちゃっ!

 


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